2015年2月1日日曜日

すべての本が、理由があってここにある。~高知・山の上の本屋「うずまき舎」さん(1)


こんにちは。
相変わらずブログが三日坊主になっておりますが
素知らぬふりで参りましょう。

年も押し迫った昨年12月末に、
「うずまき舎」さんという本屋さんに行ってきました。
山の上にある素敵な本屋さんと聞いていて、
ずっと行きたかったのです。

うずまき舎サイト

うずまき舎さんがあるのは、高知県香美(かみ)市。
アンパンマンミュージアムが有名です。

うずまき舎さんは山頂にあるのですが、
現在そこにいたる道が整備・拡張中で、通行止めになることもしばしば。
そのため2月末までは、山のふもとにあるギャラリー「ラフディップ」にて臨時移転営業中なのです。

今回はそちらの「うずまき舎@ラフディップ」に行ってきました。
高知市内から車で40分ほどでしょうか。

入口を入ったところ。明るくて気持ちのいい空間! 
(寒くて急いでお店に入ったので、外観を撮り忘れてしまった…)

ケルアック、ブローティガン、安部公房。








ラフディップ武内さんのセレクトする“ペンペン堂”のコーナーも







うずまき舎さんは
毎週土曜日のオーガニックマーケットや
昨年11月に行われた沢田マンション祭といったイベントにも出店されていたので
既に本のセレクトには信頼を寄せていました。

店主のちよさんは、神戸から移住し、
一人で山の上に本屋さんを開業してしまったパワフルな人。
静かに、しかしメラメラと笑、内に情熱を秘めている人です。

店内には、そんなちよさんが丁寧にセレクトした新刊と古本、
それにまつわる雑貨が並んでいてます。
ただ何となく(もしくは売れ筋だから)置かれている本は一冊もなくて、
すべての本が、理由があって、ここにある。
スペースさえ許せば、全部の本を
棚挿し(棚に本の背を見せて並べる、通常の並べ方)じゃなくて、
面出し(表紙が見えるように置く並べ方)にしたいんだろうな~と伝わってくる。

お気に入りの本の隣の、この本は何だろう? とか
好きなテーマだけど、こんな本が出ていたなんて知らなかった、とか
心愉しい発見と遊び心に満ちた書棚を見ていると、
あっという間に時間が過ぎていきます。

店内には座ってお茶や軽食(詳しくは次の記事にて♪)をいただける席もあるので、
買った本をそこでゆっくりと開くも良し。
カフェとしても、とても気持ちが良い空間です。


ふふふ。こんな本屋さんがあるなんて、うらやましいでしょ~?
次の記事で「うずまき舎@ラフディップ」で提供している飲食メニューをご紹介します。


*取材協力: NPO法人FUSE




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